よくある質問(FAQ)

ライセンス情報や体験(評価)版ライセンスについてなど、ご不明な点がある場合は「よくある質問」内の回答がご参考になるかもしれません。その他のご質問は、弊社技術サポート窓口まで問い合わせください。

医療従事者の方には Materialise Mimics inPrint をおすすめしています。Mimics inPrintは、簡単な操作で3Dプリント用ファイルを出力することができるソフトウェアです。

DICOMデータを送付していただければ、当社のエンジニアが3Dプリント用ファイルを作成いたします。お気軽にご連絡ください。

3Dプリントが可能な最小の肉厚(3Dデータの壁の厚さ)はモデルの寸法と造形にどの素材を用いるかにより異なります。多くの場合、最小肉厚は1mm 程度です。

作成可能なモデルの最大サイズは、使用する3Dプリント技術によって異なります。

お勤めの病院や研究機関内にすでに3Dプリント施設があるか、3Dプリントサービスを使って外注する必要があるかどうかで納期は変わってきます。また造形だけを外注する場合、最初のステップから全てを外注する場合でもかかる時間が変わります。

外部の3Dプリントサービスを利用する場合、最低5営業日は見積もっておくのがいいでしょう。3Dプリント用の3Dデータ作成、必要箇所のセグメンテーションにかかる時間は、作業する方のノウハウ、関心箇所によっても変わります。Materialise Mimics inPrintを用いる場合、セグメンテーションと3Dデータの準備にかかる時間は20分から2時間程度(中級のユーザーの場合)です。

もちろん可能です。お客様のDICOMファイルを拝見し、作成するモデルの外観についてのご要望を伺った上で、お見積もりさせていただきます。こちらのフォームからお問い合わせください。

心臓血管生体構造の物理的モデルは、広範な用途で使用されています。すべての場合において、解剖学的な正確さが必要であり、その正確さによってそのモデルの使用の成否が決まります。

心臓血管系臓器モデルの使用は、以下を行う上で有効な手段です。

  • 臨床試験の計画と実施
  • 解剖学的にリアルな臓器モデル上での機器の試験の実施
  • 複雑な先天的生体構造についての医学生への教育
  • 患者やその家族に対するインフォームドコンセント
  • 実在する患者の生体構造を使用した機器製品の販売やデモ
  • 適切な器具の選択や医療機器の最適な挿入法の決定
  • その他にも数多くの用途があります。

当社は、25年以上にわたる各患者固有の医療用画像の取扱い、コンピューター支援による生体構造の設計、および3Dプリント業務で培った専門技術と知識を有しています。このため当社が提供する臓器モデルは非常にリアルで精巧です。

当社では、Materialise HeartPrintを使用して、当社のカタログに掲載されている広範な既製品の標準モデルから、完全にカスタム化されたモデルまでご提供しています。既製品モデルはご要望により、接続パーツ、カット、ロゴまたは何らかの3D操作により微調整可能です。

必要とするモデルが当社のカタログにない場合は、弊社にお問い合わせください。どのようなモデルをお探しかお伺いし、当社の医療用画像のデータベースを検索して該当する画像をお探しします。また、医療用画像をお持ちであれば、その画像を使用してモデルの作成をすることも可能です。モデルはすべて、当社のチームがMaterialise Mimics Innovation Suiteで処理した患者固有の医療用画像データから作成されます。

お客様のMaterialise HeartPrintモデルが確実に要求される正確さと詳細さの レベルに到達するよう、当社では造影検査で得られた等方性ボクセル画像の使用を推奨しています。CTおよびMRIでの推奨される画像撮影プロトコルに関する詳細は、Materialise HeartPrint Imaging Protocolをご覧ください。

お探しの答えが見つからない場合は、技術サポート窓口へお問い合わせください。