モジュール

オプションモジュールでMaterialise 3-matic をさらにパワーアップ。3Dテクスチャ追加、設計軽量化、CADデータのSTL変換、CAE解析の準備など、必要な機能を自由に組み合わせられます。

Texturingモジュール

巧みなプロダクトデザインは製品の質感まで大切にするもの。表面テクスチャは外観を大きく左右するだけでなく、製品に機能性を持たせたり、性能を向上させる役割も果たします。Materialise 3-matic Texturing モジュールを使えば従来金型でしか表現できなかった3Dテクスチャ(シボパターン)、抜き穴、パターンも効率的にSTLファイル上に直接適用できます。出来上がったデザインはその後RP/AM技術を用い、3Dプリントすることも。テクスチャ付き3Dモデルの構成要素編集やプレビューも、外部の業者に頼らず素早く自由に行えるのが特長です。

3DテクスチャをSTLに追加し独創的な設計を3Dプリント
  • デザインをより個性的に
  • グリップの改善
  • 積層痕をカバーするテクスチャで、仕上げ作業いらず
  • 空力特性の向上
  • 音響特性の調整

モジュール導入のメリット

  • スライス技術でSTLファイルの容量を抑え、常に造形可能なデータを作成
  • 非常に複雑な表面も効率的に処理
  • 新しいテクスチャの作成・管理も簡単、テクスチャ適用方法も自由に選択可
  • 出力前のデータ上に直接テクスチャを適用、パーツ加工処理工程を省きリードタイムを短縮
  • 機密度の高い3Dデータが社内だけで編集可能に
  • 積層痕をカバーするテクスチャ付けで研磨その他の加工処理を最低限に抑えつつ、造形物の見栄えをアップ

3Dテクスチャ付き設計の3Dプリントを目指す方はこちら

Latticeモジュール

強度や柔軟性、剛性を保ちながらもなるべく軽い質量になるよう精密に設計された形状は、自然の中に多数存在します。 人間の手でこうした軽量構造を再現・製造することは非常に難しく、伝統的な技術では製造不可能とされる場合も珍しくありません。

3Dプリント最大のメリットのひとつは、伝統的な方法では非常に高価になってしまう、または製造自体が不可能な形状を作り出せること。お客様のデザインを最適化し、軽量化した構成要素へ変換するLattice モジュールは、3Dプリント技術が秘めたパワフルな潜在能力を体現したモジュールです。

モジュール導入のメリット

  • 広範囲から選べる構造の種類
  • 独自の単一セル構造デザインを用いた構造の追加
  • 内部、外部や設計形状に沿ってなど、選べる軽量構造の適用方法
  • 分析を元に設計を最適化
  • Build Processorのスライス技術で複雑な設計処理も可能に

3Dプリントに最適な軽量構造の設計を目指す方はこちら

Scripting モジュール 


ワークフローの自動化は、時間を節約し、作業の一貫性と生産性を向上させる最善の方法です。Scripting モジュールは、反復作業を自動化することで、多くの作業を代行するように設計されており、お客様はより重要なタスクに集中することができます。ワークフローが体系化されると、ヒューマンエラーのリスクを最小限に抑えた効率的な方法で作業が可能で、仕事をより早く終わらせることができるようになります。

また、1つのカスタムデザインから10個、20個、数百個のデザインへと作業をスケールアップし、必要に応じて個々のデザインをカスタマイズすることができます。

さらにスクリプト言語であるPythonで、3-maticで操作するユーザーインターフェースを一部カスタマイズを可能にし、ユーザー体験(UX)をよりユーザーフレンドリーで一貫性のあるものにします。Scripting モジュールには、チュートリアルだけでなく、拡張APIドキュメントも含まれており、当社のソフトウェアチームがサポート提供しています。

3DテクスチャをSTLに追加し独創的な設計を3Dプリント

スクリプトモジュールで可能になること

  • 3-matic でのワークフロー自動化による時間の節約
  • デザインのマスカスタマイズ
  • 研究活動の深化
  • ニーズに合わせた3-matic の利用方法の調整

Scriptingモジュールの主な利点

  • 異なるユーザー間での一貫性のある結果を実現
  • ヒューマンエラーの回避
  • より多くの設計の反復/変更を行う
  • 将来のプロジェクトに向けて簡単に拡張・変更できるワークフローの作成
                      
                      
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All Importモジュール

All Importモジュールを使用することにより、IGES, VDA, VRML, Catia V4/V5/V6, UG, Pro-E, STEPファイルといった形式も含めた幅広いCADフォーマットのSTL変換が可能になります。

<All importによるインポート可能ファイル>

              JT (*.jt)

              Acis (*.sat)

              Catia 4 (*.model, *.exp, *.dlv, *.dlv3)

              Catia 5 (*.CATPart, *.CATProduct)

              IGES (*.igs, *.iges)

              Pro/Engineer (*.prt*, *.asm*)

              Solidworks (*.sldprt, *.sldasm)

              STEP (*.stp, *.step)

              Unigraphics/Parasolid (*.prt, *.x_t, *.x_b)

              VDAFS (*.vda, *.vdafs)

              点群ファイル (*.asc, *.xyz, *.txt)

 

CAD Linkモジュール

設計したパーツのファイルを簡単にCADへリバースできるCAD Linkモジュール。セグメンテーション機能やメッシュ分割機能を含むこのモジュールには、STLファイルをIGES や STEPに変換する際に必要な全てのツールが揃います。CADへのリバース時、3-matic上のプリミティブな形状はパラメトリックな幾何学的形状に、自由曲面はNURBS曲面に変換されます。

Remeshモジュール

Remesh モジュールはパーツをCAE解析へ応用する際に役立つモジュールです。自動または手動による様々なリメッシュ作業が、サーフェス上の三角形分割クオリティと寸法を調整。サーフェスメッシュを最適化し、あなたのパーツのCAE解析応用準備を整えます。

ボリュームメッシュ機能でTet4やTet10要素のボリュームメッシュを作成することも可能です。こうしたサーフェスメッシュやボリュームメッシュはFluent, Ansys, Abaqus, Comsol, Patran, Nastranなどのファイル形式へ書き出しができます。またMaterialise 3-matic上で設計された軽量構造のビームはAbaqusならびにOptistructへ書き出しできるため、お客様の軽量構造の構造的完全性を造形前に徹底分析することができます。

<Remeshによるインポート可能ファイル>

              ABAQUS (*.inp)

              ANSYS (*.cdb, *.inp, *.lis)

              Comsol (*.mphtxt)

              Fluent (*.msh)

              Nastran (*.nas)

              Patran (*.out)

              Optistruct (*.fem)

Materialise 3-matic の導入をご検討でしたら、
ぜひお気軽にご相談ください。

 

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